広くて細かい世界と、ちっぽけな自分。

休日の昼間ということを言い訳にして、少しまったりした時間を過ごしながらTwitterを眺めていた時のこと。

ふと、あるツイートが目に止まりました。

それが、この成田悠輔さんのツイート。

成田さんが、デジタル化されているエクセルに対して非デジタルで煩雑な処理をする慣習について、不満を吐露したツイートなのですが、

僕は、このツイートの動画を見てハッとしました。

この約2分間の動画では、芝生に寝転ぶ女性の笑顔から徐々に範囲が広域になっていき、地球→太陽系→天の川銀河…(そのあとはちょっと分かりませんでした笑)と、とにかくこの世界の広さをまざまざと見せつけられます。

そして、再び女性の笑顔に戻ったかと思うと、次は逆に女性の目が拡大されていき、染色体やDNAなど人間の基礎を作るミクロな世界へと進んでいきます。

是非、皆さんにも一度見て欲しいのですが、この動画を見ると何か不思議な気持ちになるのです。

自分が普段見ている世界は、とんでもなく広く、そしてとんでもなく細かい世界の中のほんの一部に過ぎないのだと気付かされます。





「目の前の悩み事も所詮、この広い世界の中ではちっぽけな悩みに過ぎない。」

「自分が必死になっている仕事や勉強も、この複雑な世界の片隅で人間が勝手に作り出した仕組みにすぎない。」

「毎日の仕事をどれだけ頑張っても、世界はほとんど変わらないかもしれない。」


そんな思いがポツポツとこみ上げてきては、強い虚無感に襲われました。

ただ、世界が広くて細かくて、こんなに複雑であることは変わりようのない事実であり、自分がこの複雑な世界に存在できるのは、長くてもたった100年間だけ。

そう考えると、長く見えるけど実は短くて儚いこの人生で、自分がどのように生きていくべきなのかを深く考えさせられました。

何をしても世界を変えることはできないのであれば、そんな複雑で興味深い世界をもっと深く知りたい。

自分は無力なほどにちっぽけなら、与えられたこの一回きりの人生を自由に、自分の思うように楽しく生きたい。

僕はそう思いました。



きっと、この動画では表されていないような未知の世界がまだまだたくさん広がっているはずです。

誰かが決めた勉強とか仕事とか、お金とか、幸せとか。

そんな枠組みには囚われずに、この世界を隅々まで探求して、自分の人生を全力で楽しみたい。





広くて細かい世界と、ちっぽけな自分に気付いた

そんな昼下がりの備忘録でした。

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