誠実な仕事をするということ

自分にも相手にも、誠実であれ。

仕事をする上で常に意識している、僕のマイルールの一つです。

仕事をとしていると、どうしても少しでも多い目先の利益を意識しがちになります。

特に営業職の場合だと、毎月ノルマや目標数字が課されて、達成に向けて1円でも多くの売上を上げることに必死になっていると思います。

僕も営業の経験があるので、あの月末の緊迫した感覚と、未達の怖さが痛いほどわかります。

ただ、この数字を上げるために、誠実性が欠ける行動をとってしまうというのは、絶対にあるべきではないというのが、僕の信念です。

例えば、少しでも高い売上を上げるために、目の前の顧客が求めているものから少しズレた商品を売り付けてしまったり、

数字を確実に入れ込むために、意図的に商品のデメリットを顧客に隠して無理やり押し売りをしたり。

そういった仕事には全く価値がないと、僕は思います。

仕事は、まだ世の中にない価値を生み出すことで、その対価を得る営みです。

それにもかかわらず、自分の目先の利益だけを追求して、相手に価値どころか負債を与えるのは仕事とはいえません。

そんなことをして相手に負債を与えるよりも、まだ売上がゼロである方がマシだと思います。

常に相手に対して誠実な仕事をすることを忘れないでおきたいです。




そして、もう一つが自分にも常に誠実であること。

自分のやりたいことや、自分の思いに対して嘘をつかず、向き合い続けることが大切だと思っています。

仕事をする上で最もきつい瞬間が、自分が正しいと信じれないことを「仕事だから」という理由で遂行しなければいけない時です。

だからこそ、仕事をする上では、自分が正しいと考え、価値があると思うことに取り組むことを大切にしてほしいです。

自分の気持ちに嘘をついて、無理をしてする仕事ほど辛いものはありません。

常に自分の気持ちにも誠実であり続けましょう。








社会に出ると、それまでは見えていなかった世の中の一面がたくさん炙り出されてきます。

中には汚い世界がたくさんあることに気づいて、絶望することもあるかもしれません。

社会は想像している以上に複雑です。

だからこそ、そんな複雑な社会に自分の信念を曲げてられないように、相手に対しても自分に対しても常に誠実でいることを忘れないでほしいです。

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