連載#10 毒を飲むこと

生活リズムの重要性を痛感するここ数日。
この数ヶ月はかなり生活リズムを整えた暮らしができていたので気づかなかったが、正しいリズムで日々を送ることは、人生の土台となる大変重要な要素であることは、やはり疑いようがない。

隠すことでもないのであるがままに記載するが、私はこの週末にお酒を大変飲み過ぎ、だらしない生活を送ってしまった。
あれほどお酒によるダメージを受けたのはかなり久しぶりのこと。

ただただ反省すべきなのと、苦痛でしかないので、改めてお酒との向き合い方を考えるべきだと猛省した。

酒については、かつての知の巨人たちも、古くから注意喚起をしている。


今回、唯一得られた気づきは、やはり適切な生活リズムが、健康だけでなく、知的生産活動や趣味なども含めて、人生のすべての土台担っているということ。

当たり前だが、酒を飲みすぎて生活リズムを崩すと、睡眠は不足し、食欲も湧かず、運動や知的生産に対する活力もわかない。

酒が抜けても、一度崩れた生活リズムを戻すのには、数日を要するので、その間、自分が本来送ることができる人生の質の数分の一のレベルでしか、生活を送れない。

これは、自分自身でも本当に不快だし、もったいないと感じる。
概して一言で言うならば、怠惰に対する恥と苦痛を感じ続ける数日間になる。

怠惰から抜けたくても怠惰に囚われる。
その状態は極めて苦痛であり、また非常に羞恥心を覚える。

こんなことを本当は書きたくないが、自分がリアルタイムに心に感じていることを書き残しておくことにしているこのブログにおいて、今自分が心から言葉を紡ぐことができる感情は、この苦痛と恥を差し置いては何も存在しなかったので、恥を忍んで書き記しておくことにした。


改めて、自分の限られた人生の時間を、自分自身が納得できる形で使えるように、心の中で整理する必要がある。

セネカが言うように、怠惰な忙事に時間を費やし、人生を終えていくのはあまりに自分自身に対して情けない。


心を整えようと、切に思う。

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