【アフリカ起業日記】AがBになる (2025年3月2日)

AがBになる。それがわかったのが今日の前進の一つ。今日も昨日と同じように事業につながりそうな現地の店を訪れてみた。今日はアフリカの雑貨がたくさん売っている場所があるという話を教えていただいたので、早速足を運んだ。雑貨が売っているのであれば、きっと作っている工場があるはず。そうであれば工場や材料を調達している先を紹介してもらえるかも知れない。そんな思いで行ってみた。が、行ってみて驚き。そこは想像していた10倍くらい大きな敷地にたくさんの雑貨が売られている施設だった。細かい内容は省略するけど、その情景をみて思ったのは、「え?こんなに素敵な製品があるならこれを日本で売れば良くない?」ということ。つまり、自分で商品を0から作ってうるぞと思っていたけど、すでに現地の企業が思いを込めて作っている製品を日本のマーケットに繋ぐという可能性も見えたということ。Aという選択肢をとろうと思っていたが、実はBという選択肢もあるとわかった。ちょっと行動してみたら、また選択肢が増えた。やっぱりこの積み重ねがいつか大きくなっていくはず、一歩一歩続けていこうと思った。

今日は現地で活動している人たちのミートアップ的なイベントに参加した。年下から同世代、先輩の世代の方まで、たくさんの人にお会いしてじっくり話し込むことができた。やっぱり人との出会いが宝だとまた今日も思った。追える背中がそこにあること、一緒に盛り上げたいと思う同じ志を持った仲間がそこにいること、そんな人たちに出会えること。なんて素敵な経験なんだと思う。特に世代が近い方々と話すと、やはり「バイブスが合う」というのが特徴的な気がする。生きてきた時代感や、今置かれている環境が似ているので、阿吽の呼吸で同じコンテキストをもとに話が発生する。これは、おそらく自分が4、50代になっても、その時に自分が感じるものを同世代の仲間も同様に感じるのだろうと思う。ちなみに、逆に言うと、世代間のギャップがある場合には、このコンテキストが異なることが前提になる。そのとこに自分が違和感を感じることもあれば、新しい気づきをもらうことももちろんある。それはどちらが正しいとかはないのだろうし、どちらかを強制的に受け入れるべきなんてこともない。このことは、自分が歳をとるごとに理解できていることの重要性が増すので(いわゆる老害にならないように)、気をつけたい。それはそうと、今日もたくさんの素敵な出会いをいただけたことに本当に感謝している。今日のつながりから新しい一歩がどんどん広がっていくことがもう目に見えているので、繋がりを大切にしたいし、繋がってくれたみなさんに恩返しとして自分の価値を提供していきたい。

ポレポレ前進しよう。

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